「東島毅 1988-1997 – It is Joie de vivre」は、日本を代表する抽象画家・東島毅(1960-)の、1988年の渡英から帰国までの約10年間の活動を、作品や資料を通して再考する展覧会プロジェクトです。
1986年に筑波大学大学院を修了後、ロータリー財団奨学生として渡英した東島は、RCA(ロイヤル・カレッジ・オブ・アート)で学びました。その後ニューヨークへ渡り、ジュリアン・シュナーベルのスタジオでアシスタントを務めるなど、欧米の美術動向のなかで国際的な感覚を培いました。帰国後は岡山を拠点に制作を続け、日本の新たな抽象表現を牽引する作家として活動するとともに、京都芸術大学で後進の育成にも尽力しました。
“It is Joie de vivre”は、フランス語で「生きる喜び」を意味する言葉です。海外での生活や制作、さまざまな作家との交流を通して東島が培った経験は、現在、国際的な活動を目指す若いアーティストにとっても、多くの示唆を与えるものです。
本展では、1988年の渡英、1991年の渡米から帰国までの活動に焦点を当て、当時制作された作品を中心に、未発表のドローイングや小作品、写真・資料などを展示します。これらを通して、東島毅という一人の作家の歩みと、1980年代末から90年代のロンドンやニューヨークでの制作環境や経験を捉え直します。
一人の画家の国際的な歩みを大学という公共の場で体系化し、次世代の表現者への創造的刺激と、現代美術史における貴重な記録として残すことを目指します。
主 催:京都芸術大学 芸術館
企 画:松岡 柚歩(美術作家/京都芸術大学 美術工芸学科 非常勤講師)
共同企画:神馬 啓佑(画家)、小宮 太郎(美術作家)
助 成:公益財団法人朝日新聞文化財団
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□関連展覧会
『東島毅 絵画は通り過ぎる場所となる』
会 場:佐賀大学美術館(佐賀県佐賀市本庄町1番地)
会 期:2026年12月5日(土)~2027年1月31日(日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
休 館 日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日休館)、年末年始(12月28日~1月6日)、
2027年1月15日(金)~17日(日)
観 覧 料:無料
主 催:佐賀大学美術館
Webサイト:https://museum.saga-u.ac.jp/exhibition/1030



