京都造形芸術大学芸術館は1997年に天心館アネックスに開館、2011年より現在のギャルリ・オーブ2階に場所を移し、大学付属ミュージアム(博物館相当施設)としてコレクション展や企画展などの活動を行っています。
主な収蔵作品・資料は、各々寄贈による「シルクロード資料」(江上波夫コレクション)、「縄文土器群」(宗左近コレクション)、「浮世絵版画」「郷土人形」(いずれも大江直吉コレクション)」であり、年3回のコレクション展や特別展等で順次紹介を行っています。今期はこれら4つのコレクション群から選んだ約40点を展示いたします。
なお本展の展示構成(下記)、作品レイアウトは、京都造形芸術大学の学生が学芸員課程の一環(博物館実習IA)として手掛けました。
- シルクロード資料
イラン産の土器、清時代の皿、日本の伊万里大皿と時空をまたぐ資料を出品 - 縄文土器
土器の模様に注目し、各時代の特徴的な資料7点を出品 - 郷土人形
「かわいらしい動物」をテーマに比較的小さな動物の人形と張子の虎を出品 - 浮世絵
豊原国周作の、同じ版木で異なる摺りの錦絵(多色木版画)を5組出品